自分の理想ってなんだろう。どんな人だろう?
明るい性格の人。
結果を出しながら、楽しく生きている人。
そんな人は尊敬できるし、周りの人を元気にする力がある。
自分の人生は、「夢を叶えるゾウ」と「木村拓哉さん」との出会いによって大きく変わったと言っても過言ではない。
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特に、「夢をかなえるゾウ2」を高校生の自分に、強くおすすめしたい。
小説の主人公は売れない芸人で、テーマが笑いと利他の精神だからだ。
通学の電車で何度も何度も読んだ。
中国留学中も読んだ。
先に1番のポイントを紹介する。
ガネーシャの教え「やりたいことをやる」
「自分の知らへん場所は、思いもよらんかったいろんな経験をさせてくれる。つまり、そこは自分が一番成長できる場所やねん。せやから、憧れる場所に飛び込んで、ぎょうさん経験して成長した人間が、自分にとって一番向いてることを見つけた時ーー自分にとっても、お客さんにとっても、最高の状態を生み出すことができんねんで。」
自分ありきの他人。自分フル無視ではない。
また、自分だけが満たされてそれで終わりじゃない。
この本から自分と他人への向き合い方を学んだ。
視野が狭い高校時代
今まで、自分は笑顔や表情管理の重要性なんてまったく考えてなかった。
小学生までは、笑顔が多いって言われてたけど、高校ではほとんど真顔だったと思う。
頭の中は、テストでいい点を取るとか、優秀になるとか、競争に勝つこと、完璧主義な考えが増えていった。失敗も恐れてたし、受け身だった。
今思えば、矢印は常に自分だった。価値観も周りや時代のものさしが基準で、自分に軸がなかったんだと思う。
こんな考え方だと、常に力んでいるし、過程を楽しむって余裕すらない。
何より人生が面白くない!
与える精神があっても、自分が幸せでないと、他人に利用されたという経験はないだろうか。
本を読み終えると、
「心の深層には、嫌われたくないから他人に優しくするっていう、自分の欲があったんだ」と気づいた。その欲は相手にも伝わってしまう。
自分が満たされることで、相手に対してその人をただ幸せにしたいという純粋な思いが出てくる。見返りは何もいらない。その気持ちが真の与えるである。
夢をかなえるゾウの魅力
夢をかなえるゾウ2の登場人物であるガネーシャは、だらけでゆるい。酒にタバコに麻雀。真面目すぎた自分には、このゆるさがちょうどいい。関西弁も親しみやすいし、読んでて笑えてくる。
学びになる本はたくさんあるが、おもしろ可笑しく成長できる方法があるなら、つまらないものよりもお得だ。
オーディオブックなら耳で聞くだけで学べる。
散歩で太陽を浴びながらでも、電車に乗りながらでも本と違ってかさばらない。
ガネさんのおかげで、自分の緊張もほどけた。
日常生活で常に緊張している人、人生の楽しみ方が分からない真面目な方へぜひおすすめする。
木村さんのいいところ
木村さんは、「SMAPのライブコンサート」、「年末トマトだけ生活」、「全力坂の坂巡り」。仕事で肉体的、精神的に辛い企画でさえも笑顔が多い。(楽しむという姿勢がある)
楽しみながら結果も出すにはどうするか。
それは、やるべきという考えに縛られずに楽しいを優先すること。そしてそれを積み重ねることにある。楽しみを自分から見つけていく。
ラブジェネレーションで、木村さん演じる主人公の片桐哲平もこう言っていた。
「今のこの時間って何なんですか。今の積み重ねが自分の将来だとしたら、俺今の気持ちは大切にしたいです。」
この苦しい日々を耐え続けたら未来がある信じて頑張り続けるのも美しいかもしれない。
それでも、やることのなかで、面白い点を探し、楽しむ、周りの人に感謝して助けてもらう
この感覚が、自分を強くさせ、周りの人を観察し気遣う余裕も生まれた。
まとめ
楽しむを第一基準にしてみること。
自分がまず満たされる→心から笑顔になる(嬉しすぎて真顔にしたくても笑顔がこぼれるほど。そんな笑顔は周りの人へ伝染する。自分の場合は「海を見に行く」「写真を撮りに行く」)→他人を喜ばせたいと自然に考え始める。→仕事やプライベートがうまくいく
好きなことを求めて、楽しみながらゆっくり生きても大丈夫だ。
実際、笑顔でいると視野が広がる。
他人の良いところが目につくし、褒めることもできた。
(鶴瓶さんも武井壮さんへのアドバイスでこう言った。「笑とけ」)
他者との関係を大事にして、楽しみながら生きる。
この考え方を教えてくれた出逢いに感謝する。
そして、同じような悩みを持つ人の問題を解決できたら嬉しく思う。